外反母趾とは、足の親指が付け根から人差し指の方向に曲がったものをいいます。
正常な状態でも少しは曲がっていますが、これが20度以上になると、病院でも外反母趾と言われます。
親指の付け根が内側に出っ張ることで靴との摩擦で強い痛みが出て、歩行障害の原因となります。
外反母趾はなぜなるの?
- 先ほどのような理由から、体重がかかる踵の骨が内側に倒れてしまいます。
- 次に、土踏まずが潰れて体重が足の前の方にかかり指全体が広がります。
- 足の裏には指を外側に引っ張る筋肉がついていて、親指が外側に引っ張られて外反母趾になります。
起きやすい痛みの種類
側面の痛み
靴を履いて歩くと痛い
・靴で圧迫されたり、こすれる痛み
・放置すると「バニオン」という柔らかいコブができることも上面の痛み
上面の痛み
指先が曲がると痛い
・骨と骨が関節でぶつかる痛み
・角度が小さくても起き、骨が上にでっぱることも
足裏の痛み
親指の付け根に体重がかかると痛い
・親指の裏の骨(種子骨)が地面と擦れたり、腱に引かれる痛み
・種子骨が脱臼することも